FC2ブログ
猫とか、フィギュアとか、ボードゲームとか基本的に駄文。
  • 09«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »11
2008年12月22日 (月) | 編集 |
8の殺人 我孫子武丸著 読了。

「かまいたちの夜」(ゲーム)から始まり、「人形は~~」(小説)を経てここまで来ました。
「○の殺人」シリーズ。
ライトというかあまりおどろおどろしくないの殺人物。
ただ、この文調は「人形」シリーズの女性主人公、妹尾睦月(おむつ)ということと、直接的な殺人が絡んでなかったからあっていたのであって、30代警部補にはあってないのではないかとか色々不満も。
これがデビュー作なので、こういうケチの付け方は変なんですがね。
特に - - という文章の中にある注釈があまり好きで無いので読むのに苦痛でした。
速水3兄弟のキャラにも馴染みにくかったし。

あらすじ。
酔狂な建設会社社長が建てた自宅、通称「8の字屋敷」
その名の通り、上空から見ると建物が「8」の形になっている。
そこでボウガンによる殺人事件が起きた。
目撃者は2人。
しかし彼女達の証言には奇妙な所があって・・・。

以下、ネタバレ含む感想。
警部補 長男「ううむ、この事件だけはどうにも解けんぞ!」という所謂ダメ刑事担当。
喫茶店オーナー 次男 ミステリーマニアで頭の回転が良い。名探偵役。
大学生 長女 事件を解決するのか?と思わせておいて、その推理は外れる。
この3人がそれぞれ事件を解決しようと奮闘するのですが、どうも長女・一郎(いちお)のキャラが私的にダメでした。
面白い名前の付け方だとは思うのですが、所々で「いちお」と出るとなんか違和感というか何というか。
あと性格も嫌いなタイプだったので。

デビュー作だというので、キャラ間の文章とかがちょっと練れていない感があるのですが、トリックは面白かったです。
ただ「正確な8の字」だというので、バレバレなんですが。
一度犯人かと目星を付けられた男がやっぱり犯人だった!ってのは、良かったですね。
「無実の男を犯人に仕立て上げるのには抵抗がある」というプロローグと、佐伯が犯人だと指摘する名探偵のせいでこの辺すっかり騙されてました。

木下が見張っていたくせに飛んできた矢は見えてなかったのか?とか一度犬に埋められたボウガンをわざわざ掘り起こしてきたのか?とかボウガンを落として証拠隠滅を図ったのなら落下音が聞こえるだろうだとか色々ツッコミどころはありましたが。
木下の災難っぷりも笑えなかったですね。
基本的に人が痛がるとかで笑えない性質なんで。

犯人の動機(結婚反対されたのを逆恨み、ちなみに相手にプロポーズもしていない状態)が完璧な犯罪計画を考え付いたからってのもどうかと思いましたが。
この作品には変人が多く出ましたね。
ボケ老人、出る作品間違えてそうな老婦人、酒乱女、薄幸の美少女、融通の利かない面白みの無い秘書、犯罪計画を練り上げ悦に入ってるちょっと危ない奴などなど。
スポンサーサイト





コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可