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猫とか、フィギュアとか、ボードゲームとか基本的に駄文。
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2008年12月12日 (金) | 編集 |
ある閉ざされた雪の山荘で 東野圭吾著 読了。

あらすじ。
あるオーディションに受かった役者、男女合計7名が脚本家に呼び出された。
脚本家が送ってきた手紙には、他者を排除したペンションにて「男女7人が大雪によって閉じ込められた。そこで惨劇が起こる。その細部を各々で創りあげろ」といった内容があった。
作家のスランプによって推理劇作成を押し付けられた、と感じた役者達だったが折角のチャンスを棒にふるわけにもいかず、約束された「4日間、何があろうと外界とは連絡を取らない」というのを厳守するのを誓い合う。
そして、その晩。
悲劇が起きる。
だが、劇の一部だと思いこんでいる役者達は自分たちに迫ってる危機に気づこうとしない。

という感じで、読者と本の中の人物たちとは相違があります。
読者「殺されるよ、逃げてー!」
本の中「今度は誰が殺され役だろうか?俺じゃないといいなあ」みたいに。

以下、ネタばれ含む感想。
先に読んでいた本の兼ね合いも合って「劇だと思わせといて、実際に殺人が起きて、でも結局劇なんだな」というのが解りました。
特に犯人が本多、動機が麻倉関連というのが。
ただ、本多だとした場合、由梨江を殺害したのが誰かというのがひっかかってましたが。

結構露骨だった隠し部屋には気づけませんでした。

それにしても、探偵役の久我がかなりの嫌な奴だったので、読んでて苛立たないかと不安でした。
「田所は馬鹿だ」「俺と比べて雨宮は大したことない男だと由梨江も気づくだろう」「由梨江が俺の一生の伴侶として合格かどうか見極めてやろう」などなど。
すげえ不遜な態度。
そのくせ、人前では丁寧語を使い、自分の実力を謙遜する物腰柔らかな男っぽく振舞う。
うわぁ、こいつ最低、というのが第一印象。
由梨江が庶民の娘だったり、恋人(雨宮)が居なかったりしたのならともかく、劇団をバックアップしているような金持ちの令嬢で公認の彼氏がいる女の子を落とそうとしてるくせに「自分の方が選択権を持っている」と思い込んでるのが痛々しいです。

それにしても東野氏は生理ネタ好きですね。
「仮面山荘~」では、生理痛が重い女性が薬を服用していた話。
今回は「他の人に見られたくない生理用ナプキンが見える状態の荷物を置いて舞台から去るだろうか?もしや本当に不測の事態が起きて荷物を片付ける間も無かったのでは?」というミスリードの道具になったり。

一応、被害者は出てない結果となったのですが、それでも温子たちの行動は許されませんね。
麻倉の方が演技力があったのに「美人で、かつ金持ちだから」「脚本家とデキてるから」「ブスがジュリエット役やろうなんておこがましいんだよ( ´,_ゝ`)プッ」と2人が受かり、自分がオーディションに落ちたというのでショックで実家に帰ったのにそれを知ってか知らずか実家に帰った理由の女たちが善人面して「あなたは才能あるんだから、やめちゃだめよー(棒)あなたの好きな雨宮君を説得要員として連れて来たわ。まぁ、私たちこれから楽しく寄り道して遊びながら帰るんだけど。それにしても雨宮くんと由梨江はお似合いよね。ひゅーひゅー」って・・・ふざけんな。
一応、しきりたがりの委員長タイプな温子が無理に誘ったといってますが、それにのっかかる誰にでも心優しいお嬢様w って酷い女じゃね?
本の中ではことごとく「由梨江はとても美しく、その辺の女とは違う博愛精神の持ち主だ」みたいな事かかれてましたが、現実見えてないただのバカ女じゃね?と思いました。
もうちょっと「今、麻倉さんの所に行っても余計に傷つけるだけだわ」「どうせなら本多くんの方が適任よ」「私たちが行くなんてただの自己満足よ」みたいな配慮があったら良かったのですが、どうもダメでしたね。

最後は、
温子「無神経だったわ。ゴメンなさい」
由梨江「わたしたち、芝居やめるわ!」
雨宮「俺たち、償うよ!どんなことでもする!!」
麻倉「芝居をやめるなんてダメよ。あなたたちは舞台から降りちゃいけないわ」
大団円。
( ゚д゚)ポカーン

読んだあとの感想としては「殺されていたら良かったのに」というのが一番最初に頭に浮かびました。
どんでん返しがあったらいいってわけじゃねえな。
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