人形館の殺人 綾辻行人。
以下、ネタばれ。
ちょっと異質な殺人。
閉じ込められた空間で起きたわけでも無いし、身の回りの人間が続々死んでいくわけでも無いし(母と辻井は殺されましたが。)9ヶ月間というミステリーにしては長期にわたっての物語で、追い詰められ「次は誰が殺されるのか?」などという恐怖感の薄い作品。
最初読んでみたところから、大体は予想できました。
主人公の多重人格など。
母が死んだ電車事故の原因は主人公にあったとか。
主人公が幼い頃殺した少年は幼馴染の兄だったとか。
子供殺しの犯人と最後に出てきた島田の正体、実は中村青司の手がけた館じゃなかった、などは見抜けませんでした。
というか、子供殺しの犯人も主人公の別人格か何かかと思ってました。
島田が人形館の人々と会話している時に違和感は感じたのですが「飛龍は疲れきった様子で椅子に座ってた。」というので騙されました。
架場の兄は間違いなく幼い頃飛龍に殺された「マサシゲ」だろうとは思うのですが、架場自身の描写がちょっと薄いかと。
あまり強すぎると感づかれるからダメなんでしょうが。
「兄殺しの犯人を知らなかった」のか「知ってて友人面して精神が破壊される時を待ってた」のか「兄殺しだと次第に解ってきて、友達として応援する反面、心の奥底ではやはり飛龍の破滅を願って警察などに行かなかったのか」というのが解りにくかったです。
飛龍母子が京都に帰ってきた日に、人形館を見上げていた影。
あれは架場らしいですが、何故その日に人形館に来ていたのか。
帰ってくるという情報を知って確認しにきたのか、毎日恨みつらみでその建物を見ていたのか。
途中までネタが解ってきたのでダレて読んでいたのですが、島田登場からまた面白くなってきました。
今までの作品を読んでいる人間にとって「島田」は困ったときに謎を解いてくれる名探偵というすりこみというか思い込みがあるのでこの作品のシメもやはり島田が登場して終わるのか、と思ったらあのラスト。
「館物じゃない!」とか「真犯人当てやトリック解明がイマイチ」だとか色々言われてる作品ですが、十角館から読んでいって私は「たまにはこういう作品もアリだよなあ。」と思いました。
ああ、あと人形の存在意味も、棺を掘り当てるまで解りませんでした。
綾辻慣れしだした頃の落とし罠。
十角館からずっと読んでいたらサックリ騙される作品です。
以下、ネタばれ。
ちょっと異質な殺人。
閉じ込められた空間で起きたわけでも無いし、身の回りの人間が続々死んでいくわけでも無いし(母と辻井は殺されましたが。)9ヶ月間というミステリーにしては長期にわたっての物語で、追い詰められ「次は誰が殺されるのか?」などという恐怖感の薄い作品。
最初読んでみたところから、大体は予想できました。
主人公の多重人格など。
母が死んだ電車事故の原因は主人公にあったとか。
主人公が幼い頃殺した少年は幼馴染の兄だったとか。
子供殺しの犯人と最後に出てきた島田の正体、実は中村青司の手がけた館じゃなかった、などは見抜けませんでした。
というか、子供殺しの犯人も主人公の別人格か何かかと思ってました。
島田が人形館の人々と会話している時に違和感は感じたのですが「飛龍は疲れきった様子で椅子に座ってた。」というので騙されました。
架場の兄は間違いなく幼い頃飛龍に殺された「マサシゲ」だろうとは思うのですが、架場自身の描写がちょっと薄いかと。
あまり強すぎると感づかれるからダメなんでしょうが。
「兄殺しの犯人を知らなかった」のか「知ってて友人面して精神が破壊される時を待ってた」のか「兄殺しだと次第に解ってきて、友達として応援する反面、心の奥底ではやはり飛龍の破滅を願って警察などに行かなかったのか」というのが解りにくかったです。
飛龍母子が京都に帰ってきた日に、人形館を見上げていた影。
あれは架場らしいですが、何故その日に人形館に来ていたのか。
帰ってくるという情報を知って確認しにきたのか、毎日恨みつらみでその建物を見ていたのか。
途中までネタが解ってきたのでダレて読んでいたのですが、島田登場からまた面白くなってきました。
今までの作品を読んでいる人間にとって「島田」は困ったときに謎を解いてくれる名探偵というすりこみというか思い込みがあるのでこの作品のシメもやはり島田が登場して終わるのか、と思ったらあのラスト。
「館物じゃない!」とか「真犯人当てやトリック解明がイマイチ」だとか色々言われてる作品ですが、十角館から読んでいって私は「たまにはこういう作品もアリだよなあ。」と思いました。
ああ、あと人形の存在意味も、棺を掘り当てるまで解りませんでした。
綾辻慣れしだした頃の落とし罠。
十角館からずっと読んでいたらサックリ騙される作品です。
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