猫とか、フィギュアとか、推理小説の感想とか色々。フンターさんの生態記録始めました。
2008年06月06日 (金) | Edit |
元々小説はそんなに読まない性分なのですが、これは民俗学者・兼、大学の助教授である主人公「蓮丈那智」のキャラが気に入ったというかなんというか。
すみません。
ぶっちゃけドラマの影響です。

確かその時家族が旅行に出かけていて、21時に布団に入りダラダラとドラマでも見るか、と見たのが「凶笑面」でした。
主演の木村多江さんの凛とした感じが好きだったので。
ドラマ自体はクソです、ハッキリいって。
一回のみのドラマ化なんでそのクソぶりがよく解るかと思うのですが。

なんか、村人皆がお面つけて踊っていた(気がする)
なんか、西村雅彦がやたらテンション高かった(気がする)
っていうか、原作だと名前が出てくるのは随分後なのに「神崎教務課長」という役名ついているんだな。
なんか、過去話で招待主の父親が倉庫で嫁とは違う別の女とエロスやっていた気がする。
その結果、招待主が生まれて生みの母は生まれた子を本妻に預けて自分は乳母として愛人として生きていくしかなかったといってた(気がする)
で、招待主がそれなりに育った後もエロスやっていてソレを目撃した招待主がビックリして階段から足を踏み外して車椅子生活になった(気がする)
なんか、ライバルの大学教授が犯人に対して「あんたのやった殺人方法は私にはさっぱりわからない。だけど那智には解けるはずだからお前は那智を殺しておくべきだ!」というトンデモ理論をかましていた気がする。
結局犯人に殺された(気がする)
なんか、「立った!立った!!クララが立った!!」というラストで締めくくっていた(気がする)
数年前のドラマなんであんま覚えていないのですが、ドラマの出来の悪さと面の気持ち悪さだけは覚えています。

そんなアレなドラマですが、ネット見ていたら「原作小説はまとも。」という意見があり興味があり(どれだけドラマに改悪されていたのか、とか。)買って読んでみました。
・・・面白いじゃないか。
つくづく実写化って難しいんだなあと思いました。
名前借りただけの別モンじゃねえか、あのドラマ。

正直民俗学とかよく解らなかったし、興味も無かったのですが、素人が見ても解りやすく咀嚼してくれているしなにより那智のキャラがなんか気に入りました。
肝心要のシーンでは、助手・内藤三國を「ミクニ」と呼ぶとか。
変にいきがっていない強い女ってイイなあ。
男に媚びず、男を無駄に敵対視していないイイ女っていうか。
飄々としている様とか格好いいなあ。

で、そんな蓮丈那智シリーズ第三弾が文庫化したというので買ってきました。
(部屋のスペースの問題やら持ち歩くのに文庫が適しているので、今まではスルーしていました。)
「写楽・考」
正直、第二のアシスタント(2作目のラストで研究室入りした。)がどんなキャラが掴めていなかったので、不安だったのですがさほど嫌悪感は感じませんでした。
ただ、作中でも那智化してきているという描写が割りと多かったのでこのキャラに意味あるのか?と思いましたが。
ミステリー系にしては犯人の動機やら謎解きが薄いと思いますが、短編話が多いという事や、民俗学的に話を絡めているという点では非常に面白い作品だと思います。
難点としては、別の作品の主人公「狐」などが出てきたので、その作品を知らないと深く楽しめないような。
(まだ冬狐堂シリーズは未読なので。)
新シリーズが待ち遠しい作品の1つです。

そういや、某大作海外小説(元はドラマ)まだ中編までしか読んでないや。
しかも2年位前に放置。
なんか悲惨な状況が続きすぎて食傷気味です。
身勝手すぎる娘に感情移入できないというのも大きな理由の1つではありますが。


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